色鉛筆は薄く描いたり濃く描いたり自在に塗れる便利な画材です。一方で水彩や油絵と比べますと多色混色には少々不向きと感じられるかもしれません。色鉛筆をねかして薄く描くと淡い色が塗れますが、紙の目が白く残ってしまう時もあります。紙の目を活かした色鉛筆画も素敵ですが、色の種類が多いと薄い色もしっかり塗り込めるので密度のある色鉛筆画が描けます。塗り重ねての混色が苦手な初心者の方こそ100色の色鉛筆をおすすめします。
同じものでも色が違うと違った印象を与えます。赤は元気よく、青は大人しく、パステルカラーは可愛く感じます。選び方次第で自分らしい色の組み合わせができます。
お気に入りの雑貨と組み合わせて飾ったり、好きな色を組み合わせてペンホルダーに立てるだけでも素敵なインテリアになります。あなただけのおしゃれな空間を演出してみませんか。
同じ下絵を使って12色セットと100色セットで着色してみました。12色でも十分色鉛筆の魅力が表現できますが、100色セットですと一層美しい色の塗り重ねができます。近い色が豊富にあるので微妙なグラデーションが描けます。
2枚の絵を比較してみますと、100色セットの方が明らかに豊かな色彩に感じられます。色数が少ないと混色をして塗っていきますが色は混ぜれば混ぜるほど彩度が下がります。色数が多いほど混色をする機会が減りますので彩度の高い鮮やかな絵が描けます。色を混ぜるときは同系色の似ている色を重ねていくと綺麗なグラデーションが描けます。反対色を混ぜるとグレーに近づいていきます。どちらも効果的に描き分けることによって魅力的な作品作りができます。
100色セットの方が色の階調が揃っていますので近い色を重ねて綺麗なグラデーションを表現することができます。
左側は黒一色をうすく塗ったグレーです。右側は3色の黒系の色を重ねています。色合いの異なる黒色を重ねることでより深みのある黒が描けます。白クマが持ってるケトルにはメタリックカラーを使って素材に近い色を塗ってみました。薄いグレーで紙の目を塗りつぶせますのでしっかりしたグラデーションに仕上がります。
おしゃれな雑貨に使われていそうなナチュラルな色を選んでみました。組み合わせ方次第でお部屋の色にマッチした絵になります。是非インテリアとして飾ってみてください。
こちらの例では赤い色を中心にコーディネート。100色セットには微妙に違う赤が何色もあります。たくさんの赤を使うことでより深みのある色彩が表現できます。
せっかくの100色色鉛筆です。飾るだけではもったいないですね。試しに100色全色を塗ってカラーチャートを作成してみましょう。塗ってみると今まで見逃していた美しい色に出会えるかも知れません。
私たちの世界は色彩に溢れています。忙しい毎日を過ごしているとつい見過ごしてしまう 美しい世界に気づけたら人生が少し豊かに感じられるかも知れません。絵を描くことは観 ることと同じです。絵を描くことで知らないうちに対象物をしっかり観察することができ ます。観察力は今まで気づかなかった美しい景色を教えてくれます。100色色鉛筆の豊か な色彩は絵を描くモチベーションを高めてくれます。豊かな色彩に触れて豊かな感性を育 んでみてはいかがでしょうか。
普通の色鉛筆としても使えるファーバーカステルの色鉛筆。 なめらかな描き心地で色を重ねてもきれいに混色できます。 芯が柔らかいため水筆で簡単に溶け発色もきれいです。 プロはもちろん初心者の方にも手軽に水彩画を味わえる おすすめの水彩色鉛筆です。
ここまで記事をご覧になっていただきありがとうございます。ファーバーカステルでは
水彩色鉛筆100色セット販売を記念し、クリスマスプレゼントキャンペーンを行います。
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いけだゆうフリーランスアーティスト
小さい頃からイラストを描くことが好きで高校生のころ毎日提出する日誌にオリジナルキャラクターをたくさん描いていました。
先生や友人に褒めてもらえたことが嬉しくて本格的にイラストの勉強がしたいと思い美術大学に進学しました。
現在は印刷会社に勤務してデザインの仕事をしながら、オリジナルキャラクターや女の子のイラストを描いていま す。
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