全国各地で行われているスタンプラリーへの親子の参加実態を把握するために、
全国47都道府県の3~12歳の子供を持つ男女を対象にスタンプラリーの参加経験や参加動機、
子供の満足度、スタンプラリー達成率、さらにスタンプラリー帳の行方まで幅広く調査しました。
結果は以下の通りです。
第1回スタンプラリー実態調査結果はこちらから
第1回調査結果を見るスタンプラリーに親子で参加すると絆は深まる!
「スタンプラリーを通じて、親子の絆は深まりましたか。」と質問したところ、約8割が「親子の絆が深まった」と回答。 スタンプラリーに参加することで、子どもの満足度は高まり、親子の絆が深まることがわかりました。 子どもと一緒に参加するスタンプラリーは親子のコミュニケーションの場として、子どもにとっても嬉しい要素であることが伺えました。
水族館・動物園・植物園が親子スタンプラリーとして圧倒的な経験率
「水族館・動物園・植物園」や「テーマパーク」で実施されたスタンプラリーが1位、2位を占め、家族の休日お出かけスポットが根強い人気であることがわかりました。 また、「駅」「コンビニエンスストア」といった身近なスポットがこれに続いており、地域密着型スタンプラリーへの経験率の高さも伺えます。
スタンプラリーは子どもの満足度高し!スタンプラリー参加きっかけは子どもから!!
「スタンプラリーに参加しようとしたきっかけは何ですか。」という質問に対して、全体の76.3%が 「子どもがやりたいと言ったから」と回答。子ども達のスタンプラリーへの参加意欲の高さが伺えました。
また、スタンプラリーに参加した子どもの満足度を調査したところ90%が満足と回答しており、
スタンプラリーに参加した子どもの満足度の高さや、子どものためにスタンプラリーに参加する親の実態が垣間見れました。
スタンプラリー設置場所は2〜10箇所、1〜3時間で回れるボリュームが主流
スタンプ数は2~10箇所、所要時間は3時間以内で終わるものがほとんどですが、30箇所以上の大規模なスタンプラリーにも8.2%の親子が参加しています。
また、2~3日かけて回るスタンプラリーにも2割弱の親子が参加しています。
世の中のスタンプラリー用紙は一枚ものがほとんど
スタンプラリー用紙の主流はA4サイズやB4サイズ、葉書サイズの専用用紙が多いようです。
パンフレットを兼ねたものやハンドブック形式の冊子タイプはまだまだ少ないのが現状です。
スタンプラリー用紙の悲しい結末・・・終了後は行方不明!
その反面、デザイン性や一風変わったスタンプラリー用紙のニーズは高く、救世主となるか!?
スタンプラリー用紙が現在も手元に残っていると答えた人はわずか約18%。「保管していたが、どこかにいってしまった(37.6%)」「すぐに捨ててしまった(32.8%)」のように、実施後はラリー用紙を手元に残していないケースが多いという結果になりました。
一方で、「きれいな印面・デザインのもの(42%)」「冊子タイプで保管しやすいもの(39.5%)」「キャラクターを使用しているデザインのもの(33.3%)」などは保管したいとの回答が多いことから、印面やスタンプラリー用紙の工夫が必要であることが分かりました。
半数以上がスタンプラリーを最後まで達成!
ここ1年間で参加したスタンプラリーに関して、最後まで到達したと答えた人は50.8%と約半数。残りの半数はいずれかで離脱経験があることが判明しました。
また、達成率が高い施設としては公園・緑地、夏祭り・盆踊り、コンビニエンスストア・スーパーマーケットなどが挙げられ、比較的コンパクトに回遊できると想定される施設の達成率が高いことが分かりました。
時間がなくなり達成に至らなかった人多数
「スタンプラリーを途中でやめてしまった理由はどれですか。」と質問したところ、時間が足りずにゴールまで到達できなかった人が多いことが分かりました。その他の理由としては、スタンプを押す場所同士が離れていたり、スタンプ設置箇所が多すぎるなどが理由に挙がりました。
達成率を上げるには所要時間、距離、そして分かりやすい仕組み等が必要であると考えられます。
今後参加したいスタンプラリー
クイズ形式で、学習しながら、最後まで飽きずに回れるもの
(東京都 40代)
全部集めると一つの絵が完成するもの
(静岡県 20代)
スタンプを集め終わると最終的に謎が解けるような仕組みのもの
(静岡県 30代)
オリジナリティのある景品がもらえるもの
(兵庫県 30代)
子どもが好きなアニメキャラクターのもの
(福岡県 40代)
このアンケートは全国47都道府県在住の3~12歳のお子様をお持ちの方を対象に、2012年6月に実施され、 計600名のアンケート結果を収集したものです。