幾何学模様の紙刺繍しおり
幾何学模様の紙刺繍しおり
Shachi・iroレシピ
2022.12.01(更新日 2023.03.31)

刺繍作家が教える!
簡単素敵な紙刺繍をmiyakoさんがご紹介

レシピを教えてくれた作家さん

miyako

miyako

身近な植物をモチーフに制作する刺繍作家。 糸で絵を描くように縫いこまれた、繊細で丁寧な作風が人気。
     

消しゴムはんこの風合いに紙刺繍のアクセントが映える異素材コラボ♪
初心者でも簡単な、基本の作り方をご紹介するレシピです。
miyakoさんデザインのはんこ図案もダウンロードできます!

はじめに

先に紙へ穴を開けてから糸を通していくのが「紙刺繍」です。シンプルな刺繍でも、はんこの模様と合わせることで華やかな表現ができます。玉どめも不要なので簡単です。

図案に合わせて刺繍針で穴を開けます。

刺繍の始めと終わりは裏面でテープ留めして糸を切ります。
はみ出したり穴を塞がないように注意してください。
(ここではわかりやすいように色をつけています)

今回は〈ストレートステッチ〉で刺繍します。裏から針を刺し、次の穴へ表から通します。裏→表を繰り返して模様を描いていきます。

糸が足りなくなったら一旦裏でテープ留めして、次の穴から再開してください。

準備するもの

・消しゴムはんこ(今回は丸タイプを作成)
  ※レシピ下部より図案をダウンロードできます。
・厚めの紙(カード紙など) 5cm×29.7cm
  ※A4を縦に5cm幅で切ると簡単です。
・トレーシングペーパー(ボーダー、ストライプ模様用)
 ストライプ模様 2mm幅の罫線を描く
 ボーダー模様 3mm幅の罫線を描く
  ※レシピ下部の図案をトレーシングペーパーに印刷すると便利です。
・刺繍針(先の尖ったもの)
・コルクのコースター(またはカッターマット)
・お好みの糸(今回は25番刺繍糸を使用)
 模様刺繍用 1本どり
 しおり紐用 6本どり
  ※模様刺繍の糸の長さは50~60cmくらいが作業しやすいです。
・テープ(メンディングテープがおすすめ)
  ※糸留め用に8mmの長さに切ったものを10個ほど用意しておくと便利です。
・糸切りばさみ
・テープのり
・シャープペンシル
・穴あけパンチ(1穴、今回は3mm用を使用)

使用するシヤチハタ商品

いろもよう
いろもよう
作品づくりが楽しくなる、日本の伝統色から生まれた色合い。

つくりかた

<準備編>

<刺繍編① 対角線模様>

<刺繍編② ボーダー模様>

<刺繍編③ ストライプ模様>

<刺繍編④ 集中線模様>

<刺繍編⑤ 2対1模様>

<仕上げ編>

1.台紙をしっかりと二つ折りにする。

2.下敷きの紙を敷いて、大・中・小の丸いはんこで模様を押す。

大きい印面はスタンプパッドを持ってインキをつけてください。
「消しゴムはんこの作り方」レシピも参考にしながら、作ってみてください。

3.コルクのコースターまたはカッターマットを敷き、はんこを押した面だけをコルクの上に広げる。

4.対角線模様:右図の順に刺繍針で穴を開けていく。

5.2対1模様:右図の順に刺繍針で穴を開けていく。

6.集中線模様:右図の順に刺繍針で穴を開けていく。

7.ストライプ模様:2mm幅の平行線を引いたトレーシングペーパーを固定し、罫線と交差する位置に穴を開けていく。

8.ボーダー模様:3mm幅の平行線を引いたトレーシングペーパーを固定し、罫線と交差する位置に穴を開けていく。

9.刺繍穴を開け終わりました!

10.紙刺繍をする。
レシピ上部の動画<刺繍編①~⑤>をご覧ください。

11.裏面の刺繍部分を覆うようにして、テープを貼って補強する。

12.下敷きの紙を敷き、裏の刺繍がない面の3辺にのりを付ける。ズレないように注意しながら、しっかり貼り合わせる。

13.上部中央の位置に印をつける。

14.パンチの底カバーを外して上下逆さまにして持ち、パンチ穴と印を合わせて穴を開ける。

15.しおり紐を2つ折りにして、輪にした部分を穴に通す。
輪にした部分に紐の先を通して結ぶ。

16.お好みの長さでしおり紐を切る。

17.幾何学模様の紙刺繍しおりの完成!

<アレンジ例 形や色、穴位置を変えてバリエーションを楽しんでみよう♪>

※図案の著作権は作家様に帰属します。
※商用利用や転載など、個人で楽しまれる範囲を超えてのご利用はおやめください。

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